2020.1.21

Visual StudioのローカルGitリポジトリをGitHubと連携する方法

Visual Studio(2017)に作成したローカルのGitリポジトリをGitHub(リモートリポジトリ)と連携する方法です。

ローカルGitリポジトリについてはすでに作成済みの前提で進めます。ローカルGitリポジトリが作成していない場合は先にこちらの記事を参照してください。

目次

  • Visual StudioにGitHub拡張コンポーネントをインストール
  • ローカルGitリポジトリとGitHub(リモートリポジトリ)の連携
  • 変更時のプッシュで注意する点

Visual StudioにGitHub拡張コンポーネントをインストール

VIsual StudioとGitHubを連携させる場合、GitHub用の拡張コンポーネントをインストールします。

まず、メニューから「ツール > ツールと機能を取得」を選択し、

インストール選択画面が表示されたら、個別のコンポーネントにある「Visual Studio 向け GitHub 拡張」にチェックを入れてインストールします。

ローカルGitリポジトリとGitHub(リモートリポジトリ)の連携

GitHubの拡張コンポーネントインストール後、Visual Studioのチームエクスプローラーから連携したいローカルGitリポジトリを開いて、プロジェクト欄にある「同期」を選択します。

同期画面にGitHubが表示されるので「Publish to GitHub」を選択します。

GitHubアカウントのログイン画面が表示されるのでログイン後、GitHub上のリポジトリ名と説明(任意)を入力し、非公開なら「Private Repository」にチェックを入れて「Publish」を選択します。

GitHubとの連携(プッシュ)が正常終了後、チームエクスプローラーは以下の状態となります。

GitHubにアクセスすると、リポジトリが作成されていて、ローカルにあったファイルがアップロードされているのが確認できます。

以上のように、Visual Studio上での操作のみで完結できます。

変更時のプッシュで注意する点

GitHubとの連携後、ファイルの内容を変更して、変更内容をプッシュしようとしたらエラーが出てプッシュできませんでした。

「エラーの内容は以下の通り。

error: cannot spawn askpass: No such file or directory
fatal: could not read Username for 'https://github.com': terminal prompts disabled

原因はどうやらVisual Studio 2017のバグのようで、バージョンを上げることで解決するようです。(Can't login to GitHub · Issue #949 · github/VisualStudio · GitHub

バージョンアップ後は正常に動作しました。

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