2020.3.11

TortoiseGitで直前のコミットをやり直す方法(ファイルの選択・修正漏れ)

TortoiseGitで直前のコミットで間違いやファイルの選択に漏れがあった場合、コミットの内容を修正することが可能です。

目次

  • やり直したいコミットの状態
  • 直前のコミットのやり直し
  • 最後に

やり直したいコミットの状態

コミットすべきファイルが複数あった場合、追加したファイルを選択するのを忘れて、以下のようになってしまうことがあります。

上記は、「index.html」ファイルと「index2.html」の両方をコミットしたかったのに、直前のコミットで「index.html」しかコミットしていなかった時の状態です。

直前のコミットのやり直し

この直前のコミットをやり直して「index2.html」ファイルを追加したい場合、もう一度、TortoiseGitのコミット画面を開いて、「最後のコミットをやり直し」にチェックを入れます。

追加したいファイル(index2.html)も選択状態にして、この状態でコミット。

コミットが正常終了後、Gitのログを表示すると、

一つのコミットで複数のファイルが追加されていることが分かります。

最後に

ファイルの選択漏れや修正漏れといったことでやらかすことが個人的には多く、今まではプライベートくらいでしか使っていなかったので、続けて別のコミットで登録してしまっていましたが、直前のコミットをやり直すだけなら簡単にできるので、今後はこの方法でコミット漏れに対応したいと思います。

ちなみにVisualStudioのチームエクスプローラー(GitHub Extension)でこの操作を行う場合、「アクション」メニューの中にある「以前のコミットを修正」を選択することで、直前のコミットの修正が可能です。

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