Linuxで指定したサイズのファイルを作成する方法
Linuxで指定したサイズのファイルを簡単に作成することができることを知ったので、メモっておきます。
ファイルサイズの制限がある機能の試験とかで活躍しそうです。
目次
- コマンド
- コマンドの詳細
- 注意点
- 参考リンク
コマンド
指定したサイズのファイルを作成するコマンドは以下の通り。
dd if=/dev/zero of=tempfile bs=1M count=10
上記のコマンドを実行すると、サイズが10MB(10485760 Byte)のファイル「tempfile」が作成されます。
コマンドの詳細
ddコマンドは指定したファイルを読み出して、変換したものを出力するコマンドで、入力ファイルにはLinuxのデバイスファイルを指定することができます。
ifに入力ファイル、ofに出力ファイルを指定。
今回は入力ファイルに/dev/zeroというシステムファイルを指定していて、この/dev/zeroからはNULL文字が出力されるので、それを読み出します。
読み出すサイズはbsで指定して、読み出したデータをコピーする回数をcountで指定。
注意点
コマンドを実行する際の注意点として、ファイルから読み出すデータサイズを指定していない場合、放っておくとシステムの容量限界まで出力し続けてしまうので、実行する際は気を付けましょう。