Oracle Database 12cのEnterprise Manager(EM Express)にログインする方法
Oracle Database 12cインストール後、表領域やユーザーを作成するためにEnterprise Manager(EM Express)にログインする方法です。
10gや11gでは、Enterprise Manager Dataase Controlという管理コンソールが提供されていたようですが、12cでは軽量なEM Expressに置き換わっています。
EM Expressにアクセス
EM Expressにアクセスするためには、ブラウザを開いて、アドレス欄に以下のURLを入力します。
https://localhost:5500/em
上記のURLは、Oracle Databaseのインストール完了画面に表示されています。
以下、ChromeブラウザでURLにアクセスしてEM Expressにログインする手順になります。
ChromeブラウザでEM Expressにログイン
まず、URLに初めてアクセスした際は、localhost接続で通信が保護されていないため、警告が表示されます。
今回はローカル使用なので保護されていないのはいいのですが、このままではEM Expressにアクセスできません。
アクセスするためには、「詳細設定」を開き、
一番下にあるlocalhostにアクセスする(安全ではありません)を選択します。
すると以下のような画面が表示され、
メッセージには、Flashが必要という内容が書かれているので「Get Flash」をクリック。続けて、Flashの実行を許可するかどうか尋ねられるので「許可」を選択します。
以上の手順で、EM Expressのログイン画面が表示されると思います。
最初はユーザーが作成されていないので、デフォルトで作成される「SYSTEM」ユーザーと、インストール時に設定したパスワードを設定してログインします。
正常にログインできれば、EM Expressのホーム画面が表示されます。
このEM Expressを使って、表領域やユーザー、ロールなどを作成することが可能です。