2019.4.12

Oracle Database 12cのEnterprise Manager(EM Express)にログインする方法

Oracle Database 12cインストール後、表領域やユーザーを作成するためにEnterprise Manager(EM Express)にログインする方法です。

10gや11gでは、Enterprise Manager Dataase Controlという管理コンソールが提供されていたようですが、12cでは軽量なEM Expressに置き換わっています。

EM Expressにアクセス

EM Expressにアクセスするためには、ブラウザを開いて、アドレス欄に以下のURLを入力します。

https://localhost:5500/em

上記のURLは、Oracle Databaseのインストール完了画面に表示されています。

以下、ChromeブラウザでURLにアクセスしてEM Expressにログインする手順になります。

ChromeブラウザでEM Expressにログイン

まず、URLに初めてアクセスした際は、localhost接続で通信が保護されていないため、警告が表示されます。

今回はローカル使用なので保護されていないのはいいのですが、このままではEM Expressにアクセスできません。

アクセスするためには、「詳細設定」を開き、

一番下にあるlocalhostにアクセスする(安全ではありません)を選択します。

すると以下のような画面が表示され、

メッセージには、Flashが必要という内容が書かれているので「Get Flash」をクリック。続けて、Flashの実行を許可するかどうか尋ねられるので「許可」を選択します。

以上の手順で、EM Expressのログイン画面が表示されると思います。

最初はユーザーが作成されていないので、デフォルトで作成される「SYSTEM」ユーザーと、インストール時に設定したパスワードを設定してログインします。

正常にログインできれば、EM Expressのホーム画面が表示されます。

このEM Expressを使って、表領域やユーザー、ロールなどを作成することが可能です。

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