IPv6アドレスで共有フォルダやWebサイトにアクセスする方法
自宅のネットワーク環境がIPv6に対応したので、IPv6アドレスで「共有フォルダ」や「Webサイト」にアクセスする方法をメモしておきます。
目次
- IPv6アドレスの確認(Windows)
- 共有フォルダへのアクセス
- ブラウザからWebサイトへのアクセス
- 余談
IPv6アドレスの確認(Windows)
共有フォルダへのアクセス
上記で取得したIPv6アドレスをそのまま貼り付ければアクセスできそうな気がしますが、IPv6の場合、そのままではアクセスすることができず、変換が必要になります。
変換内容は以下の通り。
- 「:」(コロン)を「-」(ハイフン)に置き換える
- 末尾に「.ipv6-literal.net」を追加する
例えばipconfigで出力されたIPv6アドレスのが以下の場合、
2400:4051:1111:2222:3333:4444:5555:6666
共有フォルダへアクセスする際には以下のようにします。
\\2400-4051-1111-2222-3333-4444-5555-6666.ipv6-literal.net
ブラウザからWebサイトへのアクセス
続いてApacheなどのWebサーバを起動しているマシンへブラウザからIPv6でアクセスする方法です。
こちらも共有フォルダ同様にそのままではアクセスできず、以下の形式で指定する必要があります。
- IPv6アドレスを「[]」(角括弧)で囲む
実際に指定するURLは以下の通り。
http://[2400:4051:1111:2222:3333:4444:5555:6666]
余談
基本的にプライベートなネットワークではこれまで通りIPv4アドレスを使うと思うので、IPv6アドレスでアクセスする機会はほとんどないと思います。
また、IPv6は世界中で一意のアドレスが割り振られるので、外部のネットワークからIPv6アドレスで自分のマシンにアクセスできてしまうのではないか、という不安がよぎりますが、、通常はルーターのセキュリティ機能やマシンのファイアーウォールの設定でアクセスできないようになっているようです。