2018.5.22

VMWareにインストールしたCentOS7のネットワーク接続設定

VMWare Player 14にCentOS7をインストールしたのはいいのですが、起動後にネットワークの接続の仕方が分からなかったので、その時のメモになります。

目次

  • CentOSインストール直後のネットワーク状態
  • ネットワークデバイスの詳細確認
  • ネットワークデバイスの設定変更
  • 参考リンク

CentOSインストール直後のネットワーク状態

以下のコマンドでネットワークの状態を確認します。

ip a

nmcli d

インストールの設定でネットワークの設定をしておけば、インストール直後にネットワークが利用できるのかどうかは分かりませんが、特になにも設定していなかった場合、上記のような状態となっていると思います。

この内、「lo」はループバック用なので、「ens33」の設定を見直します。なお、CentOS7の場合、「ens33」のデバイス名は環境によって異なるようです。

ネットワークデバイスの詳細確認

以下のコマンドでネットワークデバイスの詳細を確認します。

nmcli con show ens33

ネットワークデバイスの設定変更

まず、「connection.autoconnect」が「no」になっているところを「yes」に変更します。

nmcli con mod ens33 connection.autoconnect "yes"

上記の設定変更だけで、とりあえずはネットワークが利用できるようになり、「ping」や「SSHでの接続」といったことができるようになります。

仮想マシンのネットワーク構成で「ブリッジ」または「NAT」のどちらを選択していても、割り当てられるIPアドレスが異なるだけで、ネットワークに接続できることに変わりはありませんでした。

NATの場合、VMWareがインストールされたマシンのネットワークアダプタ「VMware Network Adapter VMnet8」経由で、CentOS7のIPアドレスを割り当てているようです。ネットワークアダプタを右クリック → 状態 → 詳細 で内容を確認できます。

CentOS7に固定のIPアドレスを割り当てたい場合は、以下のようなコマンドを実行します。

nmcli con mod ens33 ipv4.method "manual"
nmcli con mod ens33 ipv4.gateway "192.168.48.1"
nmcli con mod ens33 ipv4.addresses "192.168.48.2"

デバイス名やIPアドレスは環境に合わせて設定してください。

参考リンク

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