エラー処理(TRY ~ CATCH)の実装方法
SQL ServerのTransact-SQLでエラー処理(TRY ~ CATCH)を実装する方法です。
今、関わっているプロジェクトでTransact-SQLを使ってデータの追加や修正といったことをしないといけなくなったので、メモとして残しておきます。
目次
- コード
- SQLの実行結果
- 参考リンク
コード
TRY構文中でエラーが発生した場合にCATCHでエラー処理を実装するSQLは以下の通りです。
DECLARE @a int;
BEGIN TRY
SET @a = 'a';
END TRY
BEGIN CATCH
SELECT @a AS [data], 'エラー' AS result;
END CATCH
TRYで囲んだコードの中で数値型の「@a」に対して文字列を設定しているため、処理がエラーとなり、CATCHで囲んだ処理が実行されます。
SQLの実行結果
上記のSQLを実行した結果は以下の通りです。
data | result |
---|---|
NULL | エラー |