Gitでファイルを選択してコミットする方法

Visual Studioのバージョン管理にGitを利用している場合、デフォルトでは変更したファイルすべてがコミット対象になってしまいます。

簡単な修正だけであれば問題ありませんが、実際は同時に複数の障害を対応することが多く、変更したファイルをすべてコミットされると困るので、Gitで変更したファイルを複数回に分けてコミットしたい場合、ステージング機能を利用します。

通常は変更されたファイルが一覧で表示されるだけで、SVNで出来たようなファイルを選択してコミットという操作ができません。

複数に分けてコミットしたい場合ステージング機能を利用します。

ファイルを選択して右クリックでメニューを表示したら「ステージ」を選択します。

するとステージング済みの変更という欄が表示され、

「すべてをコミット」だった操作が「ステージング済みをコミット」に変わります。

実際にコミットするとステージ選択したファイルのみコミットされ、そうでないファイルはコミットされずにそのまま残ります。

SVNでファイルを選択してコミットという操作に比べるとワンアクション多いですが、そもそもGitはステージングありきのバージョン管理システムのようなので、このような操作になるのだと思います。