JSONのダミーデータを使って動作確認(JSONPlaceholder)
新しいフレームワークやライブラリを使ってみる際、ちょっとしたサンプルを動作させる時にURLでアクセスできるJSONデータがほしい時があります。
無料のホスティングサービスや自前の環境を用意して作成してもいいのですが、そこまでしたくないといった時に使えるのが JSONPlaceholder です。
JSONPlaceholderの使い方
JSONPlaceholderの使い方は、すでに用意されているJSONデータにアクセスするだけと非常に簡単です。
データはいくつか用意されていて、例えば /posts にアクセスすると、id や title などの情報が配列に格納されたJSONデータを取得することができます。
https://jsonplaceholder.typicode.com/posts
他にも特定のデータ(1件)を取得したり、
https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/1
登録(POST)や更新(PUT)、削除(DELETE)といったリクエストについても、必要なデータを送れば、それに見合ったレスポンスが返ってきます。
My JSON Server
JSONPlaceholderのサイトからリンクされている My JSON Server を利用することで、自分でGitHub上に配置した db.json ファイルの内容を元に、テストデータを用意することが可能です。
アクセスするURLは以下の通り。
https://my-json-server.typicode.com/<your-username>/<your-repo>
JSONPlaceholderに目的のデータが存在しない場合に使えそうですが、現在(2020年4月)はベータ版となっているので、今後、URLや仕様が変わる可能性があります。
なお、My JSON ServerはGitHubのリポジトリを 公開(Public) にしないと使えないので、使用する場合はその点だけ注意が必要です。
GETするだけならGitHubのリポジトリにJSONファイルを配置して、それをRawでアクセスすればいいだけですが、それだと不便な場合に使えそうです。